少し遅くなってしまいましたが5月の中旬ほどよりウニの水揚げが各浜で始まっております。いよいよ夏が来たなーと思いながらウニの集荷をしていると、、、

すごくおいしそうですねー。
やっぱり夏ですね!そしてほやも肉厚の筋肉もりもりな時期となり、繁忙期突入ですね!!
しかし、そんな美味しいウニですが実はしっかり食べなきゃない理由が実はあります。
それは「磯焼け」の原因になるということです。
ウニは海藻を食べて生きています。海藻のなかにはわかめやこんぶ等我々にとっても身近な海藻もあります。そんな海藻をたくさん食べて身を蓄えるのは良いことなのですがこの夏にしっかりウニを我々が食べないとウニが海藻を食べ過ぎてしまい海藻がなくなってしまうのです。これが「磯焼け」です。
そしてウニはある程度栄養を摂取しなくても生きていくことは出来てしまいます。釣り好きな方はもうお気づきかもしれませんが、そうです!アイナメ等の根魚のすみかがなくなってしまうのです。夏に本来は水揚げされるはずだったウニがコロナウイルスの影響で売れなくて、さらに安くなってしまうので漁師もウニを採らなくなってしまいます。そうなるとさらにウニが余ってしまい磯焼けを加速してしまうのです。
アイナメの産卵のため接岸しに来たときにわかめ等の海藻がないと産卵できません。ここ数年アイナメが釣れにくくなってきているように感じている方も多いと思いますがその原因の一つが「磯焼け」でもあるのです。アングラーである私も困っています。
これは持続可能とは言えないですよねー。なんとかしてウニを磯焼けにならない程度までしっかり採らないと。またそのウニをしっかりみんなで食べないと。
高級品である三陸産のウニを食べなければならないなんて世の中矛盾だらけですね。
そこで我々三陸ラボラトリはある企画を企んでおります!!
海もまもり、ウニの栄養を皆様へ、それに携わる各業者もやりがいを感じれるように。
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みんなで三陸の海を美味しく守りましょう!!
