
サプライチェーン構成図
持続可能な開発目標 (SDGs) への貢献

持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs)、通称「グローバル・ゴールズ」は、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけています。
これら17の目標は、ミレニアム開発目標(MDGs)の成功を土台としつつ、気候変動や経済的不平等、イノベーション、持続可能な消費、平和と正義などの新たな分野を優先課題として盛り込んでいます。ある目標を達成するためには、むしろ別の目標と広く関連づけられる問題にも取り組まねばならないことが多いという点で、目標はすべて相互接続的といえます。








今回のIFS.JVは上記8項目の目標に付与可能な取り組みです。
本プロジェクトへ参画することで「SDGs」の普及に
寄与しつつ漁業から小売り業までの課題解決を図る

1、貧困をなくそう
付与可能なターゲット
1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にあるすべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
現状の問題
2016年に発表された世界の貧困率における日本の位置は14番目の15.7%となっている

雇用が不安定

個々に合った働き方を探すのが難しい
我々の活動
- 働き方の多様化
個々の生活スタイルに合わせた働き方の実現 - むきほやを通年で出荷
むきほやの販売を通年で行うことにより雇用の安定を図る - 就労継続支援B型事業所
大船渡市内3事業所と連携し、年中安定した職業訓練の場を提供
効果
- ライフスタイルに合わせた雇用契約を結び、無理のない就業を可能にした
- ほやを通年のベースとし、安定した働く場を提供することが可能となった
- 3月の就労支援B型事業所によって延べ600時間以上もの時間作業となった【実績】

2、飢餓をゼロに
付与可能なターゲット
2.2 5歳未満の子どもの発育障害や衰弱について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養失調を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦および高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
現状の問題
日本人は栄養過多や栄養失調と言われている

簡単に食べたいものを買うことができる

必要な栄養を十分に摂取できず、栄養の偏りが大きくなってしまう
我々の活動
- 海産物(ほや)の栄養に着目
ほやは栄養価が高く、女性や子供に必要な栄養(亜鉛や鉄分など)を多く含んでいる - 食育の見直し
HP、SNS等で岩手の海産物の魅力を発信し、海産物の栄養や魅力の認知度をあげる
効果
- ほやを買ったことがない(20代~30代)世代にも、初めて購入するきっかけとなっている
- HP、SNSで商品を使用したレシピを拡散、必要な栄養の摂取を可能にするきっかけ『おいしい=栄養たっぷり』
※現在イベントを計画中
詳細が決まり次第発表致します

4、質の高い教育をみんなに
付与可能なターゲット
4.5 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
現状の問題
企業の受け入れ体制が整っておらず、支援学校や就職支援センターの職業訓練が限られた分野でしか行えない

水産業の町でもある大船渡市だが地域福祉と民間企業の連携が少ない
我々の活動
- 気仙障がい者就業・生活支援センターとの連携
実習や就職の機会をつくり、雇用創出のきっかけを提供 - 気仙光陵支援学校との連携
就職を見据えている生徒の職業体験の場として職業実習の場を提供 - 就労継続支援B型事業所との連携
利用者の方々の得意な作業を行っていただき、職業訓練の場を提供
効果
- 三陸ラボラトリ開業から(2020年12月15日~)現在まで実習9名内、雇用5名、内定1名【実績】
- 現在1名、職業実習中
- ・施設外就労 3事業所合計 3月/600時間以上【実績】
・利用者の内、1名直接雇用【実績】

8、働きがいも経済成長も
付与可能なターゲット
8.6 2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。
現状の問題
企業の受け入れ体制が整っておらず、支援学校や就職支援センターの職業訓練が限られた分野でしか行えない

水産業の町でもある大船渡市だが地域福祉と民間企業の連携が少ない
我々の活動
- 気仙障がい者就業・生活支援センターとの連携
実習や就職の機会をつくり、雇用創出のきっかけを提供 - 気仙光陵支援学校との連携
就職を見据えている生徒の職業体験の場として職業実習の場を提供 - 就労継続支援B型事業所との連携
利用者の方々の得意な作業を行っていただき、職業訓練の場を提供
効果
- 三陸ラボラトリ開業から(2020年12月15日~)現在まで実習9名内、雇用5名、内定1名【実績】
- 現在1名、職業実習中
- ・施設外就労 3事業所合計 3月/600時間以上【実績】
・利用者の内、1名直接雇用【実績】

10、人や国の不平等をなくそう
付与可能なターゲット
10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
現状の問題
個性や障がいがある中で得意なこと、自分に合っている仕事を見いだせていないため生活が不安定

考え方の多様化や固定観念の払拭が必要
我々の活動
- 雇用の際に個々の特徴に合わせた作業を提案
実習やトライアルを利用し、個々に合った作業を見極めスタートラインを決めステップアップをサポート - アートに特化した株式会社ヘラルボニー
県産シールのアートをヘラルボニーさんの理念に即し選定
効果
- 得意な作業をより専門的に 学び、個々の「得意」を伸ばし、生産性が上がり全員が会社にとって不可欠な存在となっている
- 現場での作業が難しい方も我々の商品にとってなくてはならない役割を果たしている

12、つくる責任 つかう責任
付与可能なターゲット
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
現状の問題
商品価値のあるほやを300kg水揚げするとき3000kg廃棄されていた

嗜好性が高く、好き嫌い、または食わず嫌いが多く試す
きっかけが少ない
我々の活動
- 規格外のほやに高付加価値を付け販売を促進
ほやを買ったことのない年齢層をターゲットとし、下処理済みのほやを販売 - サプライチェーンの再構築、役割確認
各社の役割を再確認し、それぞれが役目を果たし、商品の魅力を消費者へ繋げ、小売時点の販売ロスを減少
効果
- 高付加価値によりほやを初めて買ったとSNS等で報告あり(若年層)
- 本来売れない時期である3月に販売スタートしたが、異例の販売数量となり取り扱い店でもロスが減少

14、海の豊かさを守ろう
付与可能なターゲット
14.b 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
現状の問題
商品価値のあるほやを300kg水揚げするとき3000kg廃棄されていた

養殖する海域の潮の流れ等により1個1個のサイズや形にどうしても ばらつきが出てしまう
我々の活動
- 廃棄されていた3000kgのほやを販売方法を模索
弊社加工場にて剥きほやにし、規格をグラムに変え販売 - 商品価値の概念を覆す販売方法を考案
縦長になってしまうほやを海水を一緒にロケットに入れ鮮度の良い状態で納品、販売
効果
- 原料を全く破棄することが なくなった。
- コロナの影響により殻ほやの販売はトングを使っていたがその必要がなくなり、また鮮度が保たれ、自宅まで新鮮な状態で届ける事に成功
活動への取り組み





